ビブリア, Edizioni 92-96天理大学出版部, 1989 |
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Pagina 32
... かな逃ながら終にあと見ぬ蛙かな池澄て月の中なるかはづ哉蝶鳥の梢にまじる蛙かなをくじと蛙飛乗るかな京言水うごく間は蝶のとまらぬ小草哉風上へ飛ことならぬ胡蝶かな花折ば我を離れぬ胡蝶哉雨の後同飛出る胡蝶かなうつかりと石にやどれる胡蝶哉燕白河廬 ...
... かな逃ながら終にあと見ぬ蛙かな池澄て月の中なるかはづ哉蝶鳥の梢にまじる蛙かなをくじと蛙飛乗るかな京言水うごく間は蝶のとまらぬ小草哉風上へ飛ことならぬ胡蝶かな花折ば我を離れぬ胡蝶哉雨の後同飛出る胡蝶かなうつかりと石にやどれる胡蝶哉燕白河廬 ...
Pagina 38
... かな旅行に李源心水身旅に一ツ飛ぶ雁の渡かな朋友月大小ヲ論物により人によりける月見哉等躬雨の夜は死ねとや啼ぞ秋の雁後月寝る人に聞ヶとはぬ砧哉才麿けふいまだ蚊にせられぬ月見哉秋夕独して男うつ夜の砧かな(乾「廿」* )何云音にのミ艶しさをしる砧 ...
... かな旅行に李源心水身旅に一ツ飛ぶ雁の渡かな朋友月大小ヲ論物により人によりける月見哉等躬雨の夜は死ねとや啼ぞ秋の雁後月寝る人に聞ヶとはぬ砧哉才麿けふいまだ蚊にせられぬ月見哉秋夕独して男うつ夜の砧かな(乾「廿」* )何云音にのミ艶しさをしる砧 ...
Pagina 40
... かな等子落葉着ていよく寒き乞食哉心水枯野冬枯て老母草尋ぬる鶉かな井帆によく堂守の寝る事よ子英こがらしにひとり撓ぬ蘇鉄哉重深凩に濁り次第の清水哉可伸』(坤「廿六」ゥ) 雜冬訪閑人宿荒ぬ煤掃迄の. ツツ余所の ... かな一桃ふりむけば舟の跡有氷かな 40.
... かな等子落葉着ていよく寒き乞食哉心水枯野冬枯て老母草尋ぬる鶉かな井帆によく堂守の寝る事よ子英こがらしにひとり撓ぬ蘇鉄哉重深凩に濁り次第の清水哉可伸』(坤「廿六」ゥ) 雜冬訪閑人宿荒ぬ煤掃迄の. ツツ余所の ... かな一桃ふりむけば舟の跡有氷かな 40.