ビブリア, Edizioni 92-96天理大学出版部, 1989 |
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Pagina 22
... けり一、にほの海や沖には山もなかりけりさなみかすむ春のあけほの湖上春曙げておこう。 22 222.
... けり一、にほの海や沖には山もなかりけりさなみかすむ春のあけほの湖上春曙げておこう。 22 222.
Pagina 199
... けり(「離山」にはルビがない。はじめは二冬柏離山淺間が嶽にかかはらず立てどひとしく草枯れにけりはなれやまる。「多摩の野の幽室」は夫の墓、後晶子のも)草稿たまの野の幽室に君よこたはりわれは野山を悲しみてゆく(「野山」を「山野」とさらに直し ...
... けり(「離山」にはルビがない。はじめは二冬柏離山淺間が嶽にかかはらず立てどひとしく草枯れにけりはなれやまる。「多摩の野の幽室」は夫の墓、後晶子のも)草稿たまの野の幽室に君よこたはりわれは野山を悲しみてゆく(「野山」を「山野」とさらに直し ...
Pagina 46
... けりと布たぐる曽良杜鵑滝まで送る声とけしら河の関をこゆるとて、ふるみちをたどるまゝに、西か東か先早苗にも風の音はせを』(坤「四十四」ゥ)誰人やらん、衣冠をたしてこの関を越たまふといふ事、清輔が『袋草紙』に見えたり。上古の風雅誠に有難おぼえ ...
... けりと布たぐる曽良杜鵑滝まで送る声とけしら河の関をこゆるとて、ふるみちをたどるまゝに、西か東か先早苗にも風の音はせを』(坤「四十四」ゥ)誰人やらん、衣冠をたしてこの関を越たまふといふ事、清輔が『袋草紙』に見えたり。上古の風雅誠に有難おぼえ ...