ビブリア, Edizioni 92-96天理大学出版部, 1989 |
Dall'interno del libro
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Pagina 71
... 本文と同筆とみてよいと思う。しかし、この三項目しか記されていない中冊の勘注の筆致はその本文と異なり、下巻と同筆である。これを表示すれば、となる。つまり、中冊本文書写者 B は、何故か勘注を付さなかった。下冊本文書写者は、自分の分担下冊を ...
... 本文と同筆とみてよいと思う。しかし、この三項目しか記されていない中冊の勘注の筆致はその本文と異なり、下巻と同筆である。これを表示すれば、となる。つまり、中冊本文書写者 B は、何故か勘注を付さなかった。下冊本文書写者は、自分の分担下冊を ...
Pagina 147
... 本文部分とは別筒に後で行なわれた証跡といえるが,また本文部分の折帖記号が B から始まることも時々あって,前付を予想して本文だけを先に印刷する時の配慮の跡を示している。ともあれ,前付は書誌学上,後版とか別発行とか問題をふくむことの多い部分で ...
... 本文部分とは別筒に後で行なわれた証跡といえるが,また本文部分の折帖記号が B から始まることも時々あって,前付を予想して本文だけを先に印刷する時の配慮の跡を示している。ともあれ,前付は書誌学上,後版とか別発行とか問題をふくむことの多い部分で ...
Pagina 92
... 本文に対し形態的に相即不離におかれている場合には(内容との相関の粗密はしばらくおき)、板匡内上部に絵図、その下部に本文があれば上図問わず(上評)中図下文となる。また板匡を越えた上部、即ち欄外に評があり、板匡内上部に絵図、下に本文が配される ...
... 本文に対し形態的に相即不離におかれている場合には(内容との相関の粗密はしばらくおき)、板匡内上部に絵図、その下部に本文があれば上図問わず(上評)中図下文となる。また板匡を越えた上部、即ち欄外に評があり、板匡内上部に絵図、下に本文が配される ...