ビブリア, Edizioni 64-70天理大学出版部, 1976 |
Dall'interno del libro
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Pagina 4
... 書写にかかるものであって、兼夏一人の主体的な神代紀の訓読を示したものではなく、それまでの日本書紀訓読の歴史における幾多の業績の集積無論、兼夏以後の加筆は除外される――であるから、本書の幾通りかある傍訓にあって「都々為弖」(左訓)ツ ...
... 書写にかかるものであって、兼夏一人の主体的な神代紀の訓読を示したものではなく、それまでの日本書紀訓読の歴史における幾多の業績の集積無論、兼夏以後の加筆は除外される――であるから、本書の幾通りかある傍訓にあって「都々為弖」(左訓)ツ ...
Pagina 36
... 書写(天二)は前の所拠本(天一)については、朱書も墨書も区別なく写すものであるから。また、これがも逆であるならば、なぜ天一がわざわざこの部分だけを朱書したものであろうか、解釈に苦しむところとなろう。ともかく、この書写の異同は、何かしら天・天 ...
... 書写(天二)は前の所拠本(天一)については、朱書も墨書も区別なく写すものであるから。また、これがも逆であるならば、なぜ天一がわざわざこの部分だけを朱書したものであろうか、解釈に苦しむところとなろう。ともかく、この書写の異同は、何かしら天・天 ...
Pagina 37
... 書写者の注や他本との校合によるためとおぼしく、成程これで詳細にはなったと言えるが、特に前者など、明らかに天一より後の書写、ないしは天に拠った後の書写によるものであるということは否定出来まい。すなわちさきの、天一の朱書を天では墨書している ...
... 書写者の注や他本との校合によるためとおぼしく、成程これで詳細にはなったと言えるが、特に前者など、明らかに天一より後の書写、ないしは天に拠った後の書写によるものであるということは否定出来まい。すなわちさきの、天一の朱書を天では墨書している ...