Dall'interno del libro
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納涼二句人来ればすこしすゞしとおもひけり涼しさにいくらの命生ぬべき[出]『発句題叢』葛飾三憎よめぬ字にたま蠅のたかるなり蚊の声やたちまち後世をとりはづす蚤迯て有明の月は出にけり(纈済美) "ミ〃〔黒〕『俳諧発句題叢』に上五「蚤とりて」。
納涼二句人来ればすこしすゞしとおもひけり涼しさにいくらの命生ぬべき[出]『発句題叢』葛飾三憎よめぬ字にたま蠅のたかるなり蚊の声やたちまち後世をとりはづす蚤迯て有明の月は出にけり(纈済美) "ミ〃〔黒〕『俳諧発句題叢』に上五「蚤とりて」。
Pagina 101
... 疝気の虫も音をいれぬゆふべまで捨たい宿をゆきの宿柴の戸や氷しまに捨ておくふとん着て山さへ寝るをはちた、き枯菊をまたもてはやすあられかな君が代は誰もくふなりふくと汁寒月や薬ののそらにとぶ寒月の柳などにはかたぶかず[出〕「俳諧発句題叢」 ...
... 疝気の虫も音をいれぬゆふべまで捨たい宿をゆきの宿柴の戸や氷しまに捨ておくふとん着て山さへ寝るをはちた、き枯菊をまたもてはやすあられかな君が代は誰もくふなりふくと汁寒月や薬ののそらにとぶ寒月の柳などにはかたぶかず[出〕「俳諧発句題叢」 ...
Pagina 102
[出)「俳諧発句題叢」おぼろ夜や形にかす古座敷だっくさに身をもちなして朧月鶉とふ鼠も花にうかれたり[出〕「俳諧発句題叢」朔日の顔つき並ぶ乙鳥哉はつ蝶に下手の鞍も日和也のらくとあきたけしきや春の鴈何となく聞ばきく也春の鴈杭打はゆれの来るなり ...
[出)「俳諧発句題叢」おぼろ夜や形にかす古座敷だっくさに身をもちなして朧月鶉とふ鼠も花にうかれたり[出〕「俳諧発句題叢」朔日の顔つき並ぶ乙鳥哉はつ蝶に下手の鞍も日和也のらくとあきたけしきや春の鴈何となく聞ばきく也春の鴈杭打はゆれの来るなり ...
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