ビブリア, Edizioni 64-70天理大学出版部, 1976 |
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Pagina 16
... 集』には五戒に開する辭書的解説が載ってをり、無住が『雑談集』にも「妄語」なるものを規定する一章があり、まうそれはかなり「狂言綺語」に近いものなのであるが、ペリオ文書がさらに一段と詳しい記述であるのは珍重せねばなるまい。正江元德 16.
... 集』には五戒に開する辭書的解説が載ってをり、無住が『雑談集』にも「妄語」なるものを規定する一章があり、まうそれはかなり「狂言綺語」に近いものなのであるが、ペリオ文書がさらに一段と詳しい記述であるのは珍重せねばなるまい。正江元德 16.
Pagina 26
... 雑談集』に「ヨク用ル時、狂言綺語/誤轉シテ佛乘ノ因」などとあり、流布本『曾我物語』の卷尾にも「かやりの物語を見きかん人々は、狂言語の縁により、あらき心をひるがへし、まことの道にをもむき、菩提をもとむるたよりとなすべし」とあるごとく、當時 ...
... 雑談集』に「ヨク用ル時、狂言綺語/誤轉シテ佛乘ノ因」などとあり、流布本『曾我物語』の卷尾にも「かやりの物語を見きかん人々は、狂言語の縁により、あらき心をひるがへし、まことの道にをもむき、菩提をもとむるたよりとなすべし」とあるごとく、當時 ...
Pagina 50
... 雑談」)だから、季節も合いそうである。また、書状案に「虎溪ノ橋大句数令一覧、驚耳目」とあるが、両書はそれぞれ延宝六、五年の刊、知足らが西鶴関係の俳書に注目していた様子がしのばれる。九月十三日私宅二て如風・言・安宣・家治、俳諧月見壱折有 ...
... 雑談」)だから、季節も合いそうである。また、書状案に「虎溪ノ橋大句数令一覧、驚耳目」とあるが、両書はそれぞれ延宝六、五年の刊、知足らが西鶴関係の俳書に注目していた様子がしのばれる。九月十三日私宅二て如風・言・安宣・家治、俳諧月見壱折有 ...