ビブリア, Edizioni 86-91天理大学出版部, 1988 |
Dall'interno del libro
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... 出版が考えられます。談林俳諧の俳書のように限られた少数の作者の作品を収めました俳書は、大半がパトロンに助けを借りた出版ではなかったでしょうか。蕉門の俳書や蕪村系の俳書にも、この方法によるものが、かなりあったものと思われます。また自費出版 ...
... 出版が考えられます。談林俳諧の俳書のように限られた少数の作者の作品を収めました俳書は、大半がパトロンに助けを借りた出版ではなかったでしょうか。蕉門の俳書や蕪村系の俳書にも、この方法によるものが、かなりあったものと思われます。また自費出版 ...
Pagina 13
... 出版しております。このように綾足はまだ無名であった頃から矢継ぎ早に俳書を出版しておりますが、それらの俳書の出版費は、入集料によったとは考えられないのです。綾足は兄嫁との不祥事によって故郷を出奔しなければならなかったわけですが、そうした彼 ...
... 出版しております。このように綾足はまだ無名であった頃から矢継ぎ早に俳書を出版しておりますが、それらの俳書の出版費は、入集料によったとは考えられないのです。綾足は兄嫁との不祥事によって故郷を出奔しなければならなかったわけですが、そうした彼 ...
Pagina 14
... 出版代金の計算書がございますが、百三十冊で七五匁四分五厘と記されております。この出版部数は、千代倉家という名家故でしょう、当時としては多い方であったろうと思います。『むすび塚』の出版総額は、五拾冊で三百八拾壹匁、一冊七六匁となります ...
... 出版代金の計算書がございますが、百三十冊で七五匁四分五厘と記されております。この出版部数は、千代倉家という名家故でしょう、当時としては多い方であったろうと思います。『むすび塚』の出版総額は、五拾冊で三百八拾壹匁、一冊七六匁となります ...