ビブリア, Edizioni 97-100天理大学出版部, 1993 |
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Pagina 116
... おります。中でも明治ものへのこうした配慮が、やがてその自筆ものの世界に及んでいくのは当然のなりゆきでありましょう。一葉の『たけくらべ』初稿本の断片や日記・書翰類、漱石の『三四郎』その他、荷風には『女中のはなし』や『借間の女』等。今回の ...
... おります。中でも明治ものへのこうした配慮が、やがてその自筆ものの世界に及んでいくのは当然のなりゆきでありましょう。一葉の『たけくらべ』初稿本の断片や日記・書翰類、漱石の『三四郎』その他、荷風には『女中のはなし』や『借間の女』等。今回の ...
Pagina 137
写本がわりあい残っております。古今和歌集の場合、特に平安時代に写された写本がたくさん残っております。また後撰和歌集、あるいは私家集もかなり残っています。また和漢朗詠集も平安時代に写されたものがたくさん残っております。ところで、古筆切 ...
写本がわりあい残っております。古今和歌集の場合、特に平安時代に写された写本がたくさん残っております。また後撰和歌集、あるいは私家集もかなり残っています。また和漢朗詠集も平安時代に写されたものがたくさん残っております。ところで、古筆切 ...
Pagina 140
... おりますが、現在残っております写本では、この本と千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館所蔵の重要文化財の伝為氏筆本の二つが最高だと言い切ってよいと思います。非常に優れています。それからその次の五番『文暦本伝冷泉為相筆』といわれてい図録をお ...
... おりますが、現在残っております写本では、この本と千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館所蔵の重要文化財の伝為氏筆本の二つが最高だと言い切ってよいと思います。非常に優れています。それからその次の五番『文暦本伝冷泉為相筆』といわれてい図録をお ...